ポスターのご紹介
病院内での啓蒙活動として、あるいは飼い主さんへのお知らせとして定期的にポスターを作成しております。素人の手作りポスターなので、ちょくちょく失敗が目につくのですが、笑ってお許しいただけると幸いです。
今月のポスター:C.E..T.歯磨きペースト
人間だと当たり前の毎日の歯磨き。
でもワンちゃんやネコさんはなかなかさせてはくれません。
本当はブラッシングまで生きたいところですが、それをさせてくれない子は、せめてC.E..T.歯磨きペースト。
ワンちゃんネコさん好みの味で歯ブラシを嫌がる子でもこれならなめてくれるかも。
慣れたらこれを歯ブラシにのっけてブラッシングまでできるようになれば、なお理想ですが、それが無理でも舐めさせるとこから始めてみましょう。
興味のある方は、動物病院に相談してみてください。
狂犬病予防
狂犬病予防のシーズンがやってきます。期間は4月から6月。そろそろ各ご家庭に狂犬病注射のお葉書が届くころあいではないでしょうか。集合注射で狂犬病予防をされてる方も多いですが、最近は病院で打つ人が多くなってきました。
当院がある高岡市にいたっては、数年前から集合注射で狂犬病予防をされる件数より、とうとう病院での注射件数のほうが上回ったそうです。
雨風の中、たくさんのワンちゃんに囲まれて、体重測定や健康診断もきちんとできぬままの注射に不安を感じたことはありませんか?
当院では集合注射と同じ料金で狂犬病予防接種が受けられます(狂犬病注射に関しては診察料をいただいておりません)。都合の良い時間に、ゆっくりと検診を受けながらの狂犬病予防注射をおすすめします。
中毒
ネギ、たまねぎ、ニンニク、チョコレートだけが危ないと思ったら大間違い。
ケチャップ、味噌汁、唐揚げ、焼き鳥、焼肉、焼き豚、ツナ缶、ソーセージ、うどん、ラーメン、キシリトールガム、ピーナッツ、牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、パン、ビスケット、コーヒー、お茶、トマト、ナス、ピーマン、アボガド、ぶどう、レーズン、グレープフルーツ、にぼし、かつおぶし、刺身・・・
危ないものは、挙げるときりがないのです。大好きなわが子においしいものを上げたい気持ちは分かりますが、大好きなわが子を危険にさらさないために、一緒に我慢してあげるのも、愛情ではないでしょうか。
動物愛護
「ちょっと奥さん聞きました?
ペットの世話をきちんとしなかったり捨てたりするのは動物愛語法違反50万円以下の罰金なんですって」
「まあ、信じられないっ!っていうか、こんなかわいい私たちを捨てる人がいるなんて信じられない!!」
リードはわんこの命綱
毎月何人ものわんちゃんが交通事故や咬傷で病院に担ぎ込まれてきます。
その子たちの共通点は皆リードをつけてなかったということです。
馴れた散歩道、公園、動物病院
飼い主さんのそばから離れないという過信が事故を引き起こします。
リードは自由を奪う拘束具ではありません。
大切なわんちゃんを守る命綱です。
病院にご来院の際は、リードやキャリーバックなど、わんちゃんやねこさんの安全を確保してからお越しください。
食物アレルギー
ワンちゃんも人間同様食事性のアレルギーがあります。
今まで食べていたから大丈夫ということはなく、アレルギーは今までに経験したことがある食材だから起こるのです。
特に多いのが、肉、小麦粉、乳製品。ワンちゃんが喜ぶからといって、ジャーキーやパン、牛乳などをむやみに与えていませんか?
「ママー、おやつちょうだい!」とねだるのは子供の特権ですが、
「おやつばっかり食べてちゃいけません!」と、止めるのは親の仕事。
大切なわが子だからこそ、我慢してあげるのも、親の愛情です。
耳や、脇、内股、指、口、お尻周り、背中など、おうちのワンちゃん痒がっていませんか?
もし痒がっていたら、アレルギーのサインかもしれません。
携帯呼び出し
ダックスフント、シーズー、ゴールデンレトリバー、ラブラドール、柴犬、ビーグル…日常の診療でなんとアトピーで苦しんでいる患者さんの多いことかと驚かされます。
アトピーの治療として今まで主力として使われてきたステロイド剤は、その副作用から、長期間使うことを問題視されてきました。
できればステロイド剤をやめたい、せめて使う量や回数を減らしたい、そんな飼い主さんたちの強い要望に応えるために最近導入され始めたこのインターフェロン治療。
ステロイドでかゆみだけを抑えるのではなく、免疫力を整え、少しでもステロイドからの脱却を
もちろん完治は難しい病気かもしれませんが、それでも少しでも快適な生活をワンちゃんたちに・・・
携帯呼び出し
待合室の広さにも限度がありまし、他のワンちゃんや猫さんが怖いという子もいらっしゃるでしょう。
お車でゆっくり順番を待ちたいという方は、ご遠慮なく受け付けに申しつけください。
診療順番が来ましたら、携帯電話への呼び出しコールをさせていただきます。
狂犬病
狂犬病は日本ではもう何十年も報告がされていませんが、国際化が進み、様々な国からいろいろな人々、動物が日本に訪れる開かれた時代、いつ何時またその脅威が日本に来ないとも限りません。
自分の家の子を守るだけでなく、みんなで予防し、狂犬病のない国に本を維持することも飼い主さんたちに課された使命です。
特に港を有する富山県は、真剣に取り組み続けていかなければいけないのかもしれません。